飲む育毛剤(AGA治療薬)の副作用とは

AGAの特効薬として、新しい時代を切り開いたのが、
薄毛の進行を止める「フィナステリド」と発毛を促す「ミノキシジル」

 

どちらも、それぞれの効能に関して、
使用者の98%に何らかの効果が見られるという驚異的な数字をたたき出しています。

 

では、この2つの薬こそが万能で、
全ての薄毛の男性を救う救世主かと言えば、それ程簡単なことではありません。

 

 

薬はどう効くのか

フィナステリドのような内服薬は、
口から入ると胃で溶けて小腸で吸収され、その成分は血液に乗って全身を巡ります。
そして、特定の場所で必要な効果を発揮し、最後には腎臓で代謝されて尿として排出されます。

 

つまり、薬は必要な患部に直接届くのではなく、全身に届きます。
また、外用薬の場合でも、患部から身体に浸透し、血管を通して全身に運ばれ、
何らかの影響を及ぼす場合があります。

 

主作用と呼ばれる使用目的にあった影響だけでなく、
それ以外に身体の別の場所に何らかの影響を与える可能性があります。それが「副作用」です。

 

 

ホルモンを調整するフィナステリドは身体への負担が大きい

内服薬であり、ホルモンを調整する働きのあるフィナステリドには、
様々な副作用が報告されています。

 

最も気になるのは、勃起不全や性欲減退などの男性機能に関わる副作用です。

 

せっかく薄毛の進行を止められて、女性にモテたとしても、こういった副作用が出ては困りますね。
他にも、痒みなどの皮膚疾患や、肝機能に悪い影響が出たりするだけでなく、
精神的に倦怠感が出たり、ウツ病の報告もあります。

 

 

ミノキシジルは外用薬なのに、身体全体への副作用がある

元々は高血圧用の内服薬であったミノキシジルが、
日本では外用薬としてしか認められていないのは、内服した時の副作用が大きいからです。

 

一般的な副作用は頭皮の痒みやニキビ等の皮膚のトラブルなのですが、
外用であってもも重い低血圧を引き起こしたり、不整脈や動悸の原因になったりもします。

 

また、因果関係は不明としながらも、
使用中の患者の循環器疾患での死亡例が開発段階であった
というデータが公表されていなかったことが問題にもなりました。

 

海外では内服薬としてミノキシジル・タブレットが販売されており、
効果も大きいと言われています。当然のことながら、こちらの副作用は更に大きいので、
どうしてもという場合でなければ使用には慎重になるべきです。

 

 

この様に、薬が効くからと言って、
全てに万能である訳ではないと理解して、「効く」薬の使用を検討しましょう。